佐藤楓
堀未央奈
乃木坂46「乃木坂46 新内眞衣 卒業セレモニー」2022年2月10日 東京国際フォーラム ホールA セットリスト
01. 生まれたままで
02. トキトキメキメキ
03. Out of the blue
04. ハルジオンが咲く頃
05. 日常
06. 太陽ノック
<アンコール>
07. あなたからの卒業
08. サヨナラの意味
09. ゆっくりと咲く花
乃木坂46新内眞衣 卒業スピーチ全文
ここで最後にちょっとお時間をいただいて、お話しをしようかなと思います。
私が初めて人生を変えたいなと思ったのは、中学3年生のとき、15歳でした。
当時は人間関係に悩んで、私が周りに受け入れられなかったことをすごくトラウマに思っていて、本当に毎日暗くて、つらい日々を送っていました。
でも一人で考えれば考えるほど、私にはやっぱり1人では生きていけないという思いがあったので、受け入れられるように、私自身が変わろうと決意しました。
そこから高校、大学はそれなりに楽しい生活を送り、友達も増え、楽しい青春時代を送らせていただきました。
次に私が人生を変えようって思ったのは、大学3年生、ハタチのときでした。
当時は就職活動中で、たまたま見かけた乃木坂46のオーディションの募集要項を見て、なぜだかわかりませんが応募しました。
そのとき、人生が変わるなんて思ってもいなかったけど、心の中では人生を変えたかったんだなって思います。
乃木坂46に入ってから、本当にたくさんの経験をさせていただきました。
つらいこと、楽しいこと、悔しいこと、悲しいこと、本当にたくさんあったけど、今は全部思い出です。
私はそんな乃木坂46の生活をしていて、2016年に『オールナイトニッポン』が決まりました。
パーソナリティーという言葉のとおり、ラジオのパーソナリティーは自分のことをお話しして、エンターテインメントを届けるお仕事です。
学生時代に受け入れてもらえなかった自分の性格を…(涙で声を詰まらせる)全国ネットにお届けするのが最初はすごく怖くて、すごく不安でした。
だけど、リスナーの皆さんはなぜか、そんな私の性格を受け入れてくれて、1年、2年、3年、4年目には1部にも上がって、すごく自分のことを自分自身が受け入れられるようになりました。
本当に今思うと、中学生のとき、大学生のとき、自分で人生を変えたいと思ってよかったです。
そして、何をきっかけに私のことを応援してくれたかはわかりません。乃木坂46のメンバーとしては、影響力はなかったかもしれないけど、一歩踏み出す勇気さえあれば、10年後、20年後、笑っていられる自分がいると思っています。
なので、今日来ている皆さん、そして配信でご覧の皆さんも、この私の踏み出す勇気を受け取っていただいて、これからの人生に活かしていただけたらうれしいなと思います。
こんなにそれっぽいお話をしてきたんですけれども、本当に乃木坂46の9年間は楽しくて、幸せで。本当に楽しかったです。
1期生、2期生、3期生、4期生、卒業生、そして新たに5期生も加わります。それを全部含めて、私は乃木坂46だと思いますし、これからもずっと大好きな存在です。
今までお世話になった皆さん、そして応援くれた皆さん、ラジオを聴いてくれた皆さん、本当にありがとうございました。(深々一礼)
まとまったかわからないですけど、気持ちが伝わっていたらうれしいなと思います。