乃木坂46・遠藤さくらが生田絵梨花から受け取ったもの「生田さんからは優しさをいっぱいもらえた」

乃木坂46・生田絵梨花、樋口日奈、久保史緒里、遠藤さくら、賀喜遥香が「MTV Unplugged: Nogizaka46」(MTV)に出演する。

同番組は、世界中のトップアーティストが出演し、独創的で個性あふれるアコースティックライブの源流として歴史を刻んできた音楽番組。今回は2021年12月31日(金)をもって乃木坂46を卒業する生田のソロ歌唱を軸に、代表曲の数々を一夜限りのアコースティックアレンジで届ける。生田のソロ歌唱のほか、生田と他のメンバーとのペア歌唱、5人による歌唱など、楽曲によって紡がれるメンバーそれぞれの思いにも注目だ。

今回、収録に臨む樋口、久保、遠藤、賀喜の4人にインタビューを行い、収録に懸ける意気込みや披露する楽曲に込める思い、生田との思い出について語ってもらった。

――これから収録ですが、意気込みは?

樋口「生ちゃん(生田)が卒業する前に、こんな少人数で、また生ちゃんと歌うことってなかなかないと思うので、この機会を大事にしつつ楽しみながら、いい思い出になったらなと思っています」

久保「すごくうれしくて『ありがたい機会だな』と思います。ただ、緊張するといつもうまくいかないので、あえて今日を落ち着いた状態で迎えました(笑)。楽しく、思い出に残る時間にできたらいいなと思っています」

遠藤「もう緊張の方が圧倒的に勝っているんですけど、いい思い出にしたいので楽しんで精いっぱい頑張れたらいいなと思っています」

賀喜「 “最初”で”最後”かもしれないという状態で『緊張なのか寂しさなのかよくわからない』という感じなんですけど、素敵な時間にしたいと思っているので頑張りたいと思います!」

――生田さんとの思い出を教えてください。

樋口「生ちゃんが14歳、私が13歳の時に乃木坂に入って、他のメンバーが芸能活動を行なう生徒を受け入れてくれる学校に移ったりしていく中、生ちゃんと私は乃木坂に入る前から通っていた普通科の学校に通い続けていたので、活動と学校の両立について2人ですごく話した思い出があります。

そんな中で、ある日のレッスン終わりに『2人で長く語ろう!』ということで一緒にご飯に行くことになったのですが、まだ中学生でご飯屋さんもよく知らなかったので、近くの牛丼屋さんに入ったんです。2人とも初めての牛丼屋さんで、長く語るつもりで入ったら全然語れるような雰囲気じゃなくて、2人でアイコンタクトして目の前の牛丼をかき込んで急いで外に出て『しゃべれなかったね…』って(笑)。

その後カフェに行ったんですけど、2人とも持ち合わせがなくて、2人で1杯のアイスティーを飲みながら語り合ったことを今でも鮮明に覚えています。そういう時代から一緒に年を重ねられたというのは、幼なじみでもなかなかそこまで一緒にいないと思うので、本当に家族のような、家族以上に一緒にいたなって。感慨深いですね」

久保「昨日の話なのですが、リハーサルをしていてメンバーそれぞれが自分の名前が大きく書かれたビブスを着ている状態で別の場所に移動することになったんです。そうしたら、生田さんが『お腹が空いたからどうしてもコンビニに行きたい』って言って、私もビブスを着たまま外に連れ出されてしまって…。『やめてください、やめてください!』って言ったんですけど、めちゃめちゃ人通りが多いところを『久保』って書かれたビブスを着たまま歩くはめに(泣)。ただ、コンビニでリンゴを買ってくださって、最後はちゃんと優しいという。卒業が決まってからこんな感じで強引に絡んでくださることが増えて、私も嫌じゃないので良い思い出になりました(笑)」

遠藤「ツアーの時に、私がちょっといっぱいいっぱいになって涙が止まらなくなってしまったことがあって(メンバーとは)別の部屋にいたら、生田さんが『さくちゃん』って一番最初に駆け寄ってきてくださって、落ち着かせてくださいました。生田さんからは優しさをいっぱいもらえたなって思います」

賀喜「初めて参加させていただいた真夏の全国ツアーの時に、生田さんと(元メンバーの伊藤)純奈さんと久保さんと私で『白米様』のアレンジバージョンを歌わせていただいたのですが、当時の私は広い会場で少人数で歌うのが初めてですっごく不安だったんです。でも、生田さんからいろんなことを教えていただきましたし、何より楽しそうに歌っている生田さんを同じステージ上で初めて見て、『歌うことを楽しさ』『心から楽しんで歌う姿』を目の当たりにして、大きなステージで歌うことに”怖さ”しか感じていなかったのですが、それを機に『楽しむことが一番なんだな』と自分の中の心持ちが変わりました」

――視聴者の方、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

樋口「今回限りのメンバーと今回限りのアレンジだと思うので、今までいろんな乃木坂の曲を聴いてくださってきた方も『この楽曲、こんな新しい一面があるんだ』と思ってもらえると思います。また、生ちゃんが卒業前ということで、みんな気合と心が入っているので、ぜひ楽しみにしてほしいです!」

久保「やはり緊張感もあるんですけども、一番には『生田さんを笑顔で送り出せたら』と思いますし、(卒業まで)まだまだ活動は残っているんですけど、こんなふうに歌わせていただく機会はないと思うので、この時間を大切にしたいと思います。また、ラストの曲は私たちもグッときちゃう曲なので、皆さんにもそれが伝わったらいいなと思います」

遠藤「楽曲のアレンジもすごく素敵なんですけど、個人的に生田さんが歌っている姿を目に焼き付けておかなきゃなって思います(笑)。みんなで笑顔で終われたらと思っているので、精いっぱい頑張ります!」

賀喜「生田さんの歌声が聴けるというのがすごくうれしいので、私自身、録画して何回も観ようって思っています(笑)。その場でしか味わえない空気感を感じるのもすごく素敵だと思うのですが、テレビの前で歌う姿をじっくり観ながらゆっくり聴くのも素敵だなって思うので、そういったものをゆっくりじっくり感じていただけたらなと思います」

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